市政レポートVol.7|芦屋市議会議員|はせ基弘(長谷もとひろ)

市政レポートVol.72017年/子ども編
今回の計画には反対を表明しています!
今回の計画には反対を表明しています!
市立朝日ヶ丘幼稚園と市立伊勢幼稚園は私立認定子ども園に変更へ。
打出保育所は平成34年に民間譲渡!
西蔵町の市立認定子ども園は規模縮小・・・・
精道保育所・精道幼稚園統廃合!
新浜保育所統廃合!
大東保育所は民間譲渡。

芦屋市の提案は市民の要望に答えていません!
民営化だけではダメです!

  「市立幼稚園・保育所のあり方について」一部変更。
と市より説明がありました(6月13日)

  1. 市立朝日ヶ丘幼稚園跡地に私立認定子ども園の誘致。(平成33年4月)
  2. 打出保育所の民間移管については、移管時期を平成34年に変更する
  3. 西蔵市営住宅跡地の市立認定子ども園の定員規模は、市立伊勢幼稚園跡地への私立認定子ども園の誘致を含め、縮小を検討する。

   民間譲渡と私立認定子ども園ばかりでは、公立とバランスが取れないでしょう。

芦屋市自治連合会の請願を議会が否決・・・
議事録は近く公表します

   6月13日、私もメンバーの「民生文教常任委員会」では、芦屋市自治会連合会(各町の自治会の連合体)より提出されたこれらに関連している請願の審査に入りました。

「請願項目」
  1. 「この計画は拙速過ぎます。市民合意形成のために立ち止まり、芦屋の子育てしやすい街づくりを推進してください」
  2. 芦屋市立幼稚園・保育所のあり方について、地域によって事情が異なる小学校毎に市民の知恵の集約と合意をはかるように、もう一度討議を住民を交えて進めて下さい。

   芦屋市自治会連合会が請願を議会に出すのは過去に一度しか例のないことです。私はそれだけ、幼稚園、保育所問題は地域自治会にとっても重大なことだというもので、提出されて当然だと思います。市民と合意形成を図るのは当然ですし、合意がない政策なら、市民のためにはならないから、市民の声をちゃんと聴いて欲しいという内容です。
この計画は拙速過ぎと私もそう思いますし、計画内容を精査すればするほどおかしな点に気づきます。
しかし、民生文教常任委員会の他の議員たちは「自治会連合会の組織内で合意が出されていた内容ということだが、自分達議員自身の加入している自治会からは何も知らされていない」とか「自治連合会の目的に合致しないのではないか?」と言葉尻を連ねて文章批判を繰り返すばかりでした。聞く耳を持とうとはしません。
その後、私も含め、最終的には民生文教常任委員会では、この自治連合会の請願を賛成討論したのですが、賛成者は私だけでした。(委員長は賛否参加できません)

6月30日の本会議では、賛成者7名 反対13名で否決!

   行政や議会が地域、市民の声を傾聴できなくなったら、その街の発展は立ち所に頓挫、崩壊するだろう。今の芦屋市はそんな危険な状態のように思えてなりません。
打出保育所打出保育所 大東保育所大東保育所

公立と私立が共存することが大切なのです。この計画はそれが欠如している

   何が何でも統廃合・民間譲渡ありきで始まったこの市民不在の計画を簡単に認めてはいけません。市民の英知を集め安心して子育てができる街に変革することが一番大切です。
このままでは、芦屋市の子育てはすべて民間でやる方向にシフトするでしょう。
そんな時に、あの幼稚園・保育所を残しておけば良かったと悔やんでも失ったものを取り戻すことはさらに難しいのです。
精道幼稚園精道幼稚園 伊勢幼稚園伊勢幼稚園

   私は公立幼稚園での3年保育の完全実施を求めています。市は「保育料の高い私立へ行けばいい!」と言わんばかりで私立幼稚園の営業妨害になるから?公立では3年保育はやらない!と堂々と発言しているのです。

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