市政レポートVol.11 |芦屋市議会議員|はせ基弘(長谷もとひろ)

市政レポートVol.11 2017年/環境問題特集

芦屋市のごみ収集は世界レベルのシステムで再構築を!
地下ピットや掃除作業ロボットまで
その方式は様々です。日本はこの分野で遅れています!


欧米先進国的ハイレベルのモデルとして芦屋市全域で
「環境都市宣言」を!!

芦屋の環境問題の解決は世界基準でやろう!
国際文化住宅都市らしく

スイスの地下ピット方式
スイスの地下ピット方式
   環境先進国では、これらゴミ収集の方式は千差万別です。大きなベール缶をパッカー車などから長いアームが出てきて摘み上げ、トラックの荷台に直接「ほうり込む」など少々乱暴なのが米国方式。イタリアでは地中に埋め込んだ長いステンレス筒のようなものを引き上げる方法。ダストボックスごと車載アームで収集します。スイスはごみ箱を地下に設置し、街の景観を損ねることなく大量のごみを集められる「ハイテクごみ箱システム」が採用されています。

芦屋の環境問題の解決は世界基準でやろう!国際文化住宅都市らしく    詳しく聞くと、過去、ゴミ袋の中には混在した人体に直接触れると危険な物による事故などが起こり、システム自体を変える必要に迫られたことが要因だったと説明されています。これら「新システムの導入が検討できないか」と私は質問を行いました。衛生的でシーサイドタウンのように利便性が更に高まり、優れた住環境を守ることが可能です。そろそろ日本式の手で収集する方法を抜本的に変更することは必要ではないのでしょうか?

高層住宅で一般的になったダストドラム方式などで芦屋市に新しいビジョンを!

ダストドラム方式   芦屋市は「パイプラインは全市的な施設でないので不公平だ」といいます。ですが、パイプラインは環境的にはずば抜けたものです。そこで山手・中地区にもパイプラインと同様のごみ捨てに便利な最新システム(ダストドラム方式・写真)や地下ピット方式などを推進して「環境都市・芦屋」の新しいビジョンを考えるべきです。カラス被害も減少します。街の衛生・環境に貢献することでしょう。 
    現在、ダストドラム方式は陽光町にあるマンション等で導入されています。
このドラム式のゴミ貯留排出装置は集合住宅向きと言われています。都心部などの集合住宅では導入されている実績が多くあると聞きます。私は芦屋市に検討するように強く求めました。

世界ではゴミ処理はオートメーション化で行っているのが主流です!!
イタリア・ゴミ収集地下ピットイタリア・ゴミ収集地下ピット イタリア・地下ピットが上がっているイタリア・地下ピットが上がっている

米国ヒューストンのアーム式収集車とイスタンブールの地下ピットアーム式収集車
ヒューストン USA
ヒューストン USA
イスタンブール
芦屋市内でも営業されていた!
許可を得ていない民泊サービス!!

芦屋市内でも営業されていた!許可を得ていない民泊サービス!!  市民の方からの苦情の調査で発見しましたが、芦屋市内で奥池地域から潮芦屋まで20軒を超える民泊サービスが既に営業をしています。勿論、無届けのものばかりなのです。現行法では届け出が必要です。今後、国はこの民泊を緩和する方向にありますが、どの地域でも同じでは困ります。芦屋市のような住宅地ではトラブルが避けられません。一般的に空き家対策としての民泊の活用などと言われる方もおられますが、空き家対策とは全く次元の違う問題であると私は考えています。住環境を重視している芦屋市には民泊はマイナス要素が大きく、早急に対応するべきだと考えています。芦屋市の場合においては管理組合や地域自治会の同意を条件とするような制度が必須です。地区計画の手法なども有効かと考えます。放置すれば、益々件数が増加していくものと予想されています。

市の回答は?
国の法制度改正を待ってから対応します。芦屋市での民泊は住環境に合っているとは考えていませんので市で「何が出来るか」検討を始めたい。私の調査で明らかになった20数件の民泊の数に、芦屋市は兵庫県の許可申請がなかったと聞いていたのでこれだけの民泊があるとは思っていなかった・・・(答弁より)

住宅地の芦屋市には似合わない・・民泊によって環境悪化が懸念されます。
   今後は、民泊の苦情などがあればご連絡ください。市役所では(建築指導課)で相談窓口を設置。
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